北竜町は人口約1600人の小さな町ですが、約50年前の夏、農協職員が研修で訪問した旧ユーゴスラビアのひまわり畑に感動したのをきっかけに、町全体でひまわり栽培に取り組み始めました。
今では200万本が咲き誇るひまわりの里に毎年20万人が訪問。その後、種はひまわり油やナッツに加工されます。
人の成長に役立つことば
エペソ人への手紙 4章29節
私たちが日常何気なく話していることばには、人を傷つけ押し倒すほどの力を持つ悪いことばと、人との関係を保ち徳を高めることにつながることばがあります。
1.悪いことば(29a)
悪いことばとは、偽り、無慈悲、憤り、怒り、怒号、ののしりです。これらは人間関係を破壊し、感情を傷つけます。相手を鋭く厳しく言い負かすことば、人の心を刺す軽蔑したことば、憤りと怒りをもって口やかましく批判するなどは、相手を不快にさせ苛立たせ恥をかかせることにつながります。そして、怒られたり叱責されたりすると、同じ仕方で仕返ししようとする復讐心にも似たことばで言い返すのが私たちの性質です。しかし、それはいけません。
2.人の成長に役立つことば(29b)
聖書は、人間関係をいやし強める建徳的なことば、人の成長に役立つことば、人に恵みを与えることのできることばを語るように勧めています。隣人のあやまちを戒める場合にも、優しい柔らかなことばは、きつく愚かなことばの後の状況を穏やかにし、静めることができます。感情的に非難されたり、不親切なことばを投げつけられたときでも、穏やかに親切なことばを選んで話すなら、相手は自分の行いを恥じることになるでしょう。また、口を開く前に、相手の必要を理解させてくださいという祈り心が必要です。そして、自分の考えを注意深く率直に伝えます。寛容な心で相手のことばの背後にある気持ちを理解するよう努めるなら、問題を解決に導くことができます。隣人の成長に役立つことばを語ることが出来る人になりたいと思います。
(和田都代三師)